Yasuaki Ishikawa

記事一覧(13)

『想い出せないもの』

物語を書かなくちゃ物語を書かなくちゃハリネズミが空を見上げながら呟きました。苺のような、りんごのような、そんな感じの色した何かをずっと想い出せなくて。遠くの青い色を探しました。月から見る地球と同じくらい綺麗な青いもの。ねえ、どうしてそんなにさびしそうなの??隣にいたトリウサギが聞いてきました。近くで遊んでいても、知らない場所にいるかのようなこの世界なのに、でも違う世界が広がってるかのようなそんな気持ちを、いつのまにか忘れてしまっていてそんな気持ちがあったってことを、ふとした時に思い出すことができてきっと夢のアーチをくぐったら、忘れてしまうんだけどねえ、トリウサギっていつも何の音を聞いてる?たとえば、今自分が呼吸してる音は聞けてる?ねえ、今目の前にあるもの、ちゃんと見れてる?たとえば、となりにいる人の気持ちがどんな色をしてるかとか、考えたことある?ブルベリージャムを食パンの上に塗ったら美味しいけど、たとえばあんぱんの上に塗っても美味しいのかな?もしブルベリージャムが、ショートケーキの上に乗ってても美味しいと思えるかな?ハリネズミの言葉は、生まれてはすぐ景色に溶けていって、トリウサギは、そんな景色を時計の音を聞きながら眺めています。物語を書かなくちゃハリネズミがため息のように呟きます。目の前のものに、違う形が見えていた頃明日や明後日や一年後なんて、考えていたのかな?ずっと先のことをいつも考えていたから、今のことが見れなくなったのかな?自分が風になって、ここじゃない世界を飛び回れてたように、今でもなれるのかな?ずっと忘れていた何かくるくる空を回って風のない穏やかないつかにきらきらした太陽の光と一緒に降りてくるといいな

〜クリスマスの夜の出来事〜

それは、クリスマスの夜の出来事でした。ねずみは、街の片隅で、なにか体が暖かくなるような食べ物を探していました。それはほんの一瞬のことでしたが、ねずみは居眠りをしてしまいました。そしたら、空からスノーマンがやってきました。やあ、ねずみさんそんなところで寝ていたら、風邪をひいてしまうよ。これを見てごらん。そう言って、スノーマンはポケットから壺を取り出しました。その壺を覗き込んだら、中からきらきら輝く星たちが飛び出してきました。ひゃっほうさあ、早く僕たちの背中に乗って。星たちは、そう言ってねずみを急かします。ねずみが、星の背中に乗ると、星たちはねずみを乗せて、どんどん空高く飛んでいきました。街は、クリスマスのイルミネーションで彩られて、空から見るととても綺麗です。どんどん空高く登って行き、やがて雲の上まできてしまいました。そこには、もみの木やレンガでできた家が立っていました。家の中から灯りがもれています。ねずみは、雲の上に降りて、その家の窓から中を覗きこみました。部屋の中にはヒゲもじゃのおじさんがいて、急に窓を開けてメリークリスマス!!と叫びました。ねずみは、びっくりしてにゃあと言ってその場に尻もちをついてしまいました。うっかり間違えて猫語を使ってしまうくらい驚きました。やあ、わしはサンタクロースじゃ君にプレゼントをあげよう。そうして、サンタクロースが杖を振りかざして、ムニャムニャと呪文を唱え始めました。その呪文は、とても眠たくなるほど長すぎたので、ねずみはそのまま眠ってしまいました。こけこっこーという、ニワトリの鳴き声で目が覚めました。ねずみは、起きてみたらびっくりしました。そこは、海の中でした。ねずみは、サンタクロースの魔法のせいで魚になっていたのです。さっきニワトリの鳴き声だと思ったのも、実は貝殻型目覚まし時計だったのです。ねずみは、いやここではもうねずみと呼ぶのはふさわしくないので、ねずうみと呼ぶ事にしましょう。ねずうみは、初めて海を泳いだので、とても幸せな気分になり、サンタクロースにとても感謝しました。それは、クリスマスの夜が明けた朝の出来事でした。

『虹色ずきんちゃん』

昔あるところに、白ずきんちゃんがいました。白ずきんちゃんは、自分のずきんが真っ白な雪が降ってるような色で、とても気に入っていました。でも、本当は心の中でどこか寂しさを感じてました。それは色がたくさんある世界で、自分だけが少し仲間はずれのようで。ある朝、起きたら少しだけ外の世界の音が違ってるような気がしました。いつもと何が違うんだろう。。。確かめたくて、外に出てみました。小鳥が挨拶してくれたので、鳥語で聞いてみました。チュンチュン チュンチュンチュンチュンチュチュンそうなんだね。少しだけヒントをもらえた気がして、お礼を言って、そのまま歩き続けました。少し歩いていくと木陰で休んでいる子猫のにゃあに会いました。にゃあは、鳴き声のような名前なので、少し紛らわしいのです。その上、みんながにゃあの名前を呼べば、にゃあは「にゃあ」って答えてくるので、ますます紛らわしいのです。にゃあに猫語で聞いてみることにしました。にゃあ、にゃあにゃあにゃあにゃあ にゃあにゃあにゃあ?そしたら、にゃあは答えてくれました。にゃあにゃあにゃあにゃあ、にゃあにゃあにゃあにゃあにゃあ!そうなんだね。ほんの少しヒントをもらえた気がしました。時々、木の音色が聞こえてきます。でも、そんな木の音色も今日はいつもと少し違うような気がして。森の奥深くへと歩いて行くことにしました。この先は、湖があります。湖のほとりに、少しだけダイエットに成功したねずみ捕りのお仕事をしてる、ぶたのきりんちゃんがいます。ぶたのきりんちゃんは、いつもねずみを追っかけてばかりいるので、ぶたネコってあだ名で呼ばれてます。ねえねえ、ふだネコさん。あっ、間違えた、ぶたネコさん。今日はいつもと何か違うような気がしない??少しだけ世界の音が違うような気がするの。ぶたのきりんちゃんは、言いました。真っ白なずきんをかぶってると気づかないかもしれないけど、本当はヒントがあちらこちらに隠されてるんだよ。いつも目に見えることや聞こえてくるとは限らないし、いつも本に書いてあるってこともない。それに誰かに聞けば分かるってものでもないんだよ。でも、そういうのはきっと時間が経てば、全て解決してくれたりもするものなんだ。もう少し待ってみれば、分かるかもしれないし、分からないかもしれないし、もしかしたら半分だけ分かるかもしれないし、いやいや3分の1だけかもしれない。それはきっと時間が経ってみないとわからないんだ。そっか。ありがとう!ぶたネコさん。もう少しだけ待ってみようかな。そしたら、いつのまにか空が曇ってきて、ぽつぽつと雨が降ってきて、いつのまにかざあざあ降りになってしまいました。あーあ、せっかくの真っ白な白ずきんが、この雨に濡れて汚れちゃうや。白ずきんちゃんは、木陰で雨宿りしながら思いました。少しずつ雨がやんできました。そしたら、小さい花たちが歌を歌い始めます。土の中からもぐらも出てきて一緒に歌い始めます。口をもぐもぐばかりしてるもぐらも、この時ばかりは大きな口を開けて歌います。いつのまにかみんなで合唱が始まります。きっと新しい空を出迎えてあげてるのでしょう。わたしも一緒に歌おうって思って、歌い始めました。そしたら、花たちやもぐらや木々やぶたのきりんちゃんや子猫のにゃあや小鳥たちやみんなの歌声が混ざり合って、この世界を包む新しい空に向かって大きな虹色の橋がかかりました。とっても大きくて、そしてとっても美味しそうな匂いのする大きな大きな虹色の橋です。みんなは、その匂いにつられて、ぱくぱくと虹色の橋を食べ始めます。白ずきんちゃんも味見してみたくて、ぱくっと一口だけ食べました。うわぁって心の中で叫びました。それは今までに食べたどの飴よりも甘くて、美味しい味でした。こんなに幸せなことってあるのかしらこっそりと思いました。でも、みんながすさまじい勢いで虹色の橋を食べるので、ぱりんって音を立てて虹色の橋が割れて壊れてしまいました。そしたらきらきらって光りながら、水の粒になって、空からみんなのもとに降ってきました。どのくらいの時間か分からないけど、通り雨よりも少し短いくらいの時間、虹色のきらきらの雨が降ってました。雨がやんだら、あれってもぐらが言いました。他のみんなも、あれって気づきました。でも、白ずきんちゃんだけ、気づきませんでした。どうしたの?って尋ねてみました。もぐらはもぐもぐしてて、何喋ってるか分かんないし、ぶたのきりんちゃんは時間が経てば分かるしか教えてくれないし、にゃあは、にゃあしか言わないし、でも優しい小鳥さんが鳥語で教えてくれました。そうだったの!?白ずきんちゃんは、、ようやく分かりました。全てのことが。白ずきんちゃんは、実はもう白ずきんちゃんではなくなってました。虹色のきらきらの橋が割れてできた雨に濡れて、白ずきんが、虹色ずきんになったのです。そっかぁ。みんなの歌声でできた橋が割れて降った雨に濡れて、虹色に変わって。みんなの色に染まったから、もう寂しくないやって思いました。虹色ずきんに変わったので、これからはみんなは白ずきんちゃんじゃなくて、虹色ずきんちゃんって呼ばなきゃいけなくなりました。慣れるまで、時間がかかるでしょう。でもきっと時間が解決してくれるはずです。でも、にゃあだけは相変わらずにゃあって呼んできます。いつまでも変わらないこともあるのです。そういうのも素敵だなって。そう思いました。

『寝巻きネコ』

チャーチルが、狂ったように怒鳴りつけきた。「どうしていつまでたっても寝巻きネコをよこさないんだ」その声は、ほぼ涙声に近い。誰だって、寝巻きネコは手放したくない。そんな事は、チャーチルだって知っている。寝巻きネコを手放した事によって、毎日犬の遠吠えの真似をし続けなければならない。僕は、その苦しさを嫌というほど味わっていた。本当は、誰だって知っているんだ。ただ気づいていない振りをしているだけ。あの時、バッターボックスでばったの真似をするのが0.8秒でも遅れていたら…と考えると、ぞっとしてくる。チャーチルが、隣で甲高い声で何か喋っているが、僕の耳にはそんな言葉は全くと言っていい程入ってこなかった。チャーチルが、まるで前を通り過ぎるとシンバルを叩き始める猿のおもちゃのように見えてきて、哀れに思えてきた。そう言えば、チャーチルは猿に似てるな…突然、目の前にトラックが突っ込んできた。僕は、あまりにも突然の事過ぎてハンドルをきって、避ける事ができなかった。全ての時間がゆっくりと流れていく。ああ、これが死ぬ前の走馬灯ってやつかと思っていたら、トラックが僕の車にぶつかる直前に、びよよ~んって音を立てて、特大ジャンプをして避けてくれた。まじ、びっくり!これも寝巻きネコのおかげかな。 

海外芸術祭で展示されます

「盲目の魚-The Blind Fish-」 (https://youtu.be/9GkU1mLPxag)が、文化庁メディア芸術祭の海外展開事業で「Award-winning Program 2018」というプログラムに選出され、オーストリア、メキシコ、イタリアなど様々な海外の芸術祭で展示されます。先日、オーストリアのアルスエレクトロニカに行ってきました。世界でもっとも有名なメディアアートのフェスティバルなので、昔から一度は行ってみたいと思っていたので、この機会に重い腰をあげて行ってきました。まず、メイン会場のポストシティのものすごい広さと規模に驚き、PA付きのオーケストラのコンサートイベントまでやってしまうお金のかけ方とか、来場する人達のアートへの関心の高さや熱心さなど、色々と勉強になりました。作品に関しては、自分が主に感じたのは大きく2種類あって、1つは、テクノロジーによって「人間や自然」により近いものを生み出そうという作品と、もう一つは、作家個人の感性を新しいテクノロジーを用いて、従来とは別な魅せ方で提示するという作品があるなと感じました。あと、ヨーロッパの人と日本人の違いなど、結構色々なことが見えたので、色々と刺激にもなりました。以下は上映予定フェスティバルです。https://jmaf-promote.jp/・EL FASTIVAL(メキシコ) 2018/9/4〜9 ・アルスエレクトロニカフェスティバル(オーストリア) 2018/9/6-10 ・aniventure(ブルガリア) 9/15,16 ・仙台短篇映画祭(仙台メディアテーク) 9/15-17 ・CAMERA JAPAN(オランダ ロッテルダム)  2018/9/27~30・CAMERA JAPAN(オランダ アムステルダム ) 2018/10/5~7 ・長崎県美術館  2018/10月・ルッカ コミックス&ゲームス(イタリア)  2018/10/31-11/4 ・J-FEST(モスクワ) 11月 ・ケープタウン国際アニメーション映画祭 (南アフリカ) 2019/3月 ・Japansociety  2019/3月 

おとのえほん『もぐらとゆきのようせい』

さらさらさらさらさんさらさらさゆきが、きぎをまちをあなたをつつみますゆきのひは、とてもさむくてこごえそうなのでだれもが、やさしいきぶんになりますもぐらは、さむがりなのでこんなさむいひは、つちのなかのいえにもぐっていますそこに、ゆきのようせいが、ひゅるるんるるると、やってきてはなしかけてきましたもぐらさん、もぐらさんそとは、とてもきれいだよいっしょにあそぼうよいっしょにあそぼうよいっしょにあそぼうよゆきのようせいが、なんどもさそってくるからもぐらはしぶしぶおきて、ゆきのようせいのあとをついていきましたしゃるるるんそとは、いちめんまっしろなぎんせかいでしたもぐらは、じぶんのまちがこんなけしきになるなんて、いままでしりませんでしたゆきのようせいは、じゆうにゆきのうえをとびまわりますひらひらひらひらりんひららもぐらは、ゆきのようせいとおっかけっこをしたりゆきがっせんやゆきだるまをつくってたくさんあそびましたいちにちじゅうあそんで、つかれたのでもぐらは、ゆきのようせいにまたあしたねっていって、つちのなかのいえにかえりましたもぐらは、ぐーぐーぐーぐーぐるぐるるんと、ぐっすりねむりましたあさ、おきたらたいようがきらきらきらきららららってじめんをてらしていてあんなにたくさんあったゆきは、ほとんどとけてしまっていましたもぐらは、ゆきのようせいをさがしましたくさむらやりんごのきのうえや、かぜのなかもさがしましたけれど、ゆきのようせいはどこにもみつかりませんでしたもぐらは、とんとんとくとんとんってなんだか、かなしいきもちになりましたまた、あいたいな…もぐらは、しかたないから、つちのなかのいえにかえって、ねむりましたねむるときに、すこしだけちいさくなきましたしとしとしとしとしとしんしんまた、ゆきがふるといいな

『少女と床下のたくさんの夢』

小さな灯りの下で 本を書いていました少女が、鉛筆と鉛筆削りと消しゴムを放り投げたら床に穴が開いてしまいましたその床には、実は夢が埋まっていました明日見る夢だったり、1週間後の夢だったり、1年後だったり、一番遠くで79年後までありましたそっか って少女は呟きますサイコロを振って 出た目の数の夢を選ぼうかなって思いつきましたサイコロを振ったら、4だったのでああ、これは幸せの4だなと思って4年後の夢を選びました4年後の夢は、少し甘い香りがしたので、試しに舐めてみたら、やっぱり甘かったので、そのまま口に入れてみました綿菓子のような 雨と飴が混ざったようなカエルの鳴き声が聞こえてくるようなそんな感じでしたいつのまにか 気づいたら 夢の中にいましたまあ、そうかなって気はしてましたけど、、4年後の夢は、少女は少女じゃなくて少年になってましたおかしいなぁって気にもならないくらい、自然なことでしたでも実は、ずっと少年になりたかったのです昔、絵本で読んだピーターパンのことが忘れられなくて、ずっと少年になりたかったから、好都合でしたむしろこれからも少年でいたいくらい暗い道の中、空を飛んでいました月明かりと時々見かけるウサギの白い毛が光る明かりをたよりに、空を飛んでます風は少し冷たいけれど、毛布なんて必要ないくらいの冷たさなので、気になりませんむしろ気になることといったら、魔法の杖が手元にないことくらいきっと魔法の杖があれば、魔法かけられるのになぁって思ってもしょうがないので、月を目指して空を飛ぶことにしました月までは少し遠いのですが、月に住んでるうさぎがやっほーって声をかけてくれてやっほー やっほー やっほー やっほー やっほー ってやっほーがいっぱいになってやっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やっほー やったーやっほーでできた橋が出来たので、わりと簡単に月まで辿り着けましたそこでは、うさぎが餅を食べようとしてる瞬間だったので手にもっていた海苔をあげたらとても喜んでくれて嬉しそうに餅に海苔を巻いて、しょうゆをつけて食べてくれました橋のお礼だよそう告げて少年は、今度は土星を目指して飛んでいくことにしました少し遠いかなぁって思ったけれど、まだまだ冒険は始まったばかりかなって思っていたらその時に夢が終わってしまっていつのまにか少女に戻っていました今度は何年後にしよっかなそう思いながら、眠くなってきたので、そのまま穴の開いた床のそばで寝ましたおやすみなさい

音の絵本 『ルネの世界』

その場所は、青色の世界でした優しくささやく小鳥きらきら照らす太陽ゆらゆら揺れる草花ルネは、草むらに寝転がって空を見ています雲は、ふるるるりりらららーって流れていきますルネは、口ずさみます懐かしい懐かしい想い出の歌トゥルタタターららりーろロササロロロロロ~ンやいやいや ールネが、歌を口ずさんでいたら、小鳥さんがやってきましたチュンチュンチュルルルチャンチャンピヨヨ「何を歌ってるの?」ルネは答えます「想い出の歌さ。一緒に歌うかい?」ルネの歌に合わせて、小鳥さんも歌い始めましたトゥルタタターららりーろチュンチュンチュルルルロササロロロロロ~ンチャンチャンピヨヨやいやいや ールネの歌に小鳥さんが彩りを加えます二人で歌を口ずさんでいたら、毛虫さんがやってきましたトコンドゴーぐぐぐぐガーガーガーがむがむがむ 「何を歌ってるの?」ルネは答えます「想い出の歌さ。一緒に歌うかい?」ルネと小鳥さんの歌に合わせて、毛虫さんも歌い始めましたトゥルタタターららりーろトコンドゴーぐぐぐぐチュンチュンチュルルルロササロロロロロ~ンガーガーガーチャンチャンピヨヨやいやいや ーがむがむがむルネと小鳥さんの歌に毛虫さんが彩りを加えます三人で歌を口ずさんでいたら、蝶々さんがやってきましたヒラハラフラハラぱたぱたバタバタばったばったふらりさらりひらるるるるりりんりん 「何を歌ってるの?」ルネは答えます「想い出の歌さ。一緒に歌うかい?」ルネと小鳥さんと毛虫さんの歌に合わせて、蝶々さんも歌い始めましたトゥルタタターららりーろヒラハラフラハラトコンドゴーぐぐぐぐチュンチュンチュルルルロササロロロロロ~ンぱたぱたバタバタばったばった ガーガーガーチャンチャンピヨヨやいやいや ーふらりさらりひらるるるるりりんりん がむがむがむルネが、歌を口ずさむとみんなが集まってきますみんなが集まると素敵な音楽になりますルネは、昔好きな子がいました ルネは、昔好きな子とこうしてよく一緒に草むらに寝転がって歌っていましたトゥルタタターららりーろロササロロロロロ~ンやいやいや ールネが歌を口ずさむとみんなが集まってきます「何を歌ってるの?」ルネは答えます「想い出の歌さ。一緒に歌うかい?」

『眠り姫の午後』

眠り姫は、いつも眠たいのですその海草は、ある小人がくれました昔は、眠りにつくのが苦手だったのです小人がくれた海草を食べるようにしたらよく眠れるようになりましたでも、いつも眠たいのです今日は、春なのに風がとても冷たいですお日様があたる場所へいけば、幾分ましなのですがあまりに寒いので、自販機でカフェオレを買いましたその5分くらい前には、牛さんが向こうから歩いてきましたその10分くらい前は、くまさんがモナカをくれましたそれでも眠気は覚めませんくまさんは、カーロミオベンを歌いに行きました自分のかけらばかり探している丸いものに会いましょうそんなに自分のかけらばかり探さなくても大丈夫だよそのままの君でいいのにって言ってあげましたそれでも、雲はいつまでも白くてまるでソフトクリームみたいであぁ、早く夏休みが来ないかなぁってカエルの子供が言いましたゲロゲロって鳴くのはあまりに可愛くないからちょっとぶりっこしてケロケロって鳴いていました月は、雫を落とします空には、明日が見えます星は、暖かい色をしています午後だから、紅茶を飲めばいいのでしょうかさっき飲んだカフェオレは、体を温めてくれますあの子に、暖かい飲み物をあげました空から、宇宙人はやってきません早くやってくればいいのに早く会いたいなって思いました眠り姫は、あまりに眠たいので、図書館でお昼寝しようと思いました